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カッコいいところを見せたがるオスの話

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強力なフジツボ接着剤の話

泳ぐのが大好きな白虎君の話


歯医者が治療した生物とは・・・という話

よみがえった海の生き物達の話

世界で一番大きい真珠は誰の手に・・・という話

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ゴールドフィッシュ・グルの話

魚恐怖症を克服した男の話

100年生きたロックフィッシュの話

アメリカ一きれいな湖の奥にひそむ謎の生物とは・・・という話

イルカ探索犬登場・・・という話


鮭はうつ病に効くかも・・・という話

ウニは人類を救えるか?・・・という話

海の匂いはどこから来るのか・・・と言う話

二枚貝がカキを救う?という話

ブルーレボリューションの話

サメの保護に一役かったありがたいお説教の話

水族館から開放されたホホジロザメの話

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屋内でマグロを養殖するという話


浜で拾ったものがお宝だった話

海藻を復活させた芝生屋さんの話

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ザトウクジラは賢かった、と言う話

ビギナーズラックで釣り上げた魚は欧州一という話

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ザリガニが生き残る秘策とは・・・という話

巨大シュモクザメが展示されるという話

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イルカのゴハンにならないために盗み聞きする魚の話

小さな「家政婦」ガニとサンゴの切っても切れない関係の話

海のチキンを目指す企業の話

健康のため魚を食べようという話

テッポウウオのハンティングテクニックの話

クジラの歯が福をもたらす話
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小さな「家政婦」ガニとサンゴの切っても切れない関係の話

こんなニュース見つけちゃいました。

ニュースの概要だけ紹介しています。詳しい話はこちら
Santa Barbara, California (Oct 23, 2006 17:52 EST) Underwatertimes.com News Service

研究によって、サンゴはカニに家を提供して保護し、カニはサンゴの上のごみを掃除する、という関係がわかったそうです。

この関係はお互いに利益のあるもので、共生の関係といえます。この1センチ程しかない小さなカニは、Acropora や Pocillopora といった枝状サンゴに家を作ります。この研究は南太平洋のフランス領ポリネシアのモーレア島付近のサンゴ礁で行われました。

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レポートの筆頭著者であり UCSB's Marine Science Institute (MSI) の博士研究員であるHannah L.stewart 女史によると、カニはハサミをうまく使ってシャベルでかき出すように浮泥をすくい出すのだそうです。

このカニの種は世界中に普通にいるもので、このようなカニとサンゴの関係も太平洋中ではよく見られるのではないかと女史は考えています。また、サンゴと一緒にカニがいるということは私達が考えている以上に重要だと言います。

彼女の説明によると、サンゴ礁は世界で最も生産力と多様性のある生態系で、9百万以上の種があり、世界中の人々に暮らしを提供しています。サンゴ組織の上に浮泥がたまると新陳代謝やサンゴの組織成長率が減少し、サンゴの白化や死滅の恐れが増えることが知られています。
多くのサンゴは表面の浮泥を取り除くことができますが、高く積もると死んでしまいます。世界中で多くの沿岸域のサンゴ礁は沈殿物の増加に脅かされているのです。

サンゴ礁には様々な環境変化による危機も迫っています。例えば気候変動に関係する水温の上昇や、紫外線の増加によってサンゴの白化が広がっています。海岸での人口増加によって引き起こされる土地利用のパターンの変化も別の脅威となります。というのも人口の増加によって、サンゴに積もる浮泥も増えるからです。これらは開発による大量の水の流出、侵食をともなう森林伐採、農業の拡大などの結果おきてくるものです。

科学者達は、カニを取り除いてしまったサンゴとそのままにしておいたものとに分ける実験によって、カニの存在の重要性を証明しました。カニを取り除いたサンゴの50〜80パーセントは1ヶ月以内に死んでしまったのに対して、カニをそのままにしていた方はすべて生きていました。この共生関係の本質はこの研究が行われるまでは認識されていない事でした。カニを取り除いても生き残っていたサンゴは成長も遅く、白化する部分も大きく、浮泥の蓄積も高くなっていたそうです。


ちょっと見たところ『ああ、仲良く一緒に住んでるんだ』なんて思いましたが、サンゴにとっては「家を貸してあげるから、そのかわりお掃除してね」なんて程度のなまやさしいもんじゃなかったんですね。カニさんのお掃除がないと命にかかわる場合もありえるんだ。
それにしてもサンゴに襲いかかる危機の原因って、気候の変化という部分もありつつもほとんど人類が引き起こしているわけですよね。なんとかならないもんでしょうか。

記事作成日:2006年10月24日

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